2023年4月 Microsoft セキュリティ更新プログラムに関する注意について
概要
Microsoft から同社製品の脆弱性を修正する2023年4月のセキュリティ更新プログラムが公開されました。
これらの脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行されるなどの可能性があります。
Microsoft が提供する情報を参照し、早急に更新プログラムを適用してください。
2023 年 4 月のセキュリティ更新プログラム
2023 年 4 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
--- 上記のサイトより、抜粋 ---
2023 年 4 月 11 日 (米国時間) 、マイクロソフトは、マイクロソフト製品に影響する脆弱性を修正するために、セキュリティ更新プログラムを公開しました。
影響を受ける製品をご利用のお客様は、できるだけ早期に、公開したセキュリティ更新プログラムを適用してください。
なお、マイクロソフト製品では、一部の例外を除き既定で自動更新が有効になっており、自動的にセキュリティ更新プログラムが適用されます。
最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。
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これらの脆弱性の内、Microsoft は次の脆弱性について悪用の事実を確認していると公表しています。
Microsoft が提供する情報を参考に、速やかに対策適用を検討いただくことを推奨します。
Microsoft の公開情報
CVE-2023-28252:Windows 共通ログ ファイル システム ドライバーの特権の昇格の脆弱性
CVE-2023-28252は、Windows共通ログファイルシステムドライバーの特権の昇格の脆弱性で、2023年4月11日(現地時間)、脆弱性を発見した組織の一つであるKasperskyが、同脆弱性を悪用する攻撃に関する記事を公開しています。
ユーザー権限を取得した攻撃者が、同脆弱性を悪用して権限を昇格し、ランサムウェアを展開する攻撃が確認されています。
また、Kasperskyは同脆弱性の詳細を4月中に公開すると明らかにしています。
Kaspersky:Nokoyawa ransomware attacks with Windows zero-day
対策
Microsoft Update、もしくはWindows Updateなどを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用してください。
Microsoft Update カタログ
Windows Update:よくあるご質問