2021/03/14に受験して、合格しました。
ここでは、Python 3 エンジニア認定基礎試験の申込方法・試験内容・勉強法・感想について記載します。
◆試験の申込方法
試験の予約は、以下の作業が必要になります。
- odyssey のサイトより、試験会場を確認する。
- 試験会場となっている委託先企業(以降、教室)サイトまたは、教室へ直接電話をして試験日程、空き情報を確認する。
- 教室へ試験料を支払い試験を申し込む
- 試験日までに odyssey ID の登録をする。
※ odyssey ID の登録は無料で、1~2分の簡単な作業で行えます。
※ 試験当日、odyssey のサイトで登録した odyssey ID と パスワード でログインして、試験を実施するので、必ず試験日までに odyssey ID の登録を行ってください。
Odyssey CBT
◆試験内容
問題数:40問(すべて選択問題)
試験時間:60分
合格ライン:正答率70%
受験料金:1万円(税別) 学割5千円(税別)
出題範囲:「Pythonチュートリアル」の内容より出題されています。
出題範囲
章立て | 出題数 | 出題率 |
1章 食欲をそそってみようか | 1 | 2.5% |
2章 Pythonインタープリタの使い方 | 1 | 2.5% |
3章 気楽な入門編 | 6 | 15.0% |
4章 制御構造ツール | 9 | 22.5% |
5章 データ構造 | 7 | 17.5% |
6章 モジュール | 2 | 5.0% |
7章 入出力 | 1 | 2.5% |
8章 エラーと例外 | 4 | 10.0% |
9章 クラス | 2 | 5.0% |
10章 標準ライブラリめぐり | 4 | 10.0% |
11章 標準ライブラリめぐり─PartII | 1 | 2.5% |
12章 仮想環境とパッケージ | 1 | 2.5% |
13章 次はなに? | 0 | 0.0% |
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 | 1 | 2.5% |
合計 | 40 | 100.0% |
詳細は、Python ED の以下サイトをご確認ください。
◆勉強法
参考書
私が使用した参考書は、Python ED のサイトでも紹介されているオライリー・ジャパンから発行されている「Pythonチュートリアル 第3版」です。
しかし、この参考書は機械翻訳されているのか、分かり難い説明になっているところもあり、開発経験のない方には難しい内容になっているかもしれません。
(現在は、第4版が発行されているので、修正されているかもしれませんが。)
なお、「Pythonチュートリアル」は、Python の公式サイトで公開されている以下の内容と同じだと思いますので、こちらを基に勉強し、別の参考書を購入するのもよいかもしれません。
私の場合、「Pythonチュートリアル 第3版」を一回読み、あとは、模擬試験を行い、間違えた個所を読むと言う勉強法を続けました。
現在は「Pythonチュートリアル 第4版」が発売されていますので、興味のある方はご確認ください。
リンク
模擬試験
参考書等を一読後、以下サイトで90点以上になるまで模擬試験を繰り返しました。
↑↑↑ 本試験に近い形式で、出題されている模擬試験だと思います。
↑↑↑本試験より難しい内容が出題されている模擬試験だと思います。
内容を理解できているかを確認するのによい内容だったと思います。
◆感想
Pythonでの開発経験はないのですが、一日1~2時間、2週間位の勉強で合格することができましたが、「Pythonチュートリアル 」が分かり難い内容になっているので、開発経験がない方には難しいかもしれません。
しかし、公式サイトにも記載されているように、すべての問題が「Pythonチュートリアル 」から出題されているので、「Pythonチュートリアル 」の内容を暗記し、模擬試験を繰り返すことで、誰でも合格することは可能だと思います。
なお、試験終了後、点数が表示されるので、その場で合否がわかります。
これから、受験を考えている開発経験がない方は、Pythonの入門書などで、一通り、プログラミングを理解できるようになってから「Pythonチュートリアル 」を読んだ方が良いと思います。
開発経験者であれば「Pythonチュートリアル 」を一読して、模擬試験を繰り返せば合格できると思います。
因みに、合格証書は、試験後の約1ヶ月後に郵送されてきました。
また、合格後、Python ED より合格体験記へのご協力依頼がメールで来たので、投稿して、オリジナル水筒をいただきました。
現時点では、他にもぬいぐるみ、ポロシャツ、オリジナル水筒、PythonZenマスクなどを選べますので、興味のある方は、合格後、合格体験記を投稿してみてください。